ダイエットの基本は食事のコントロールです。それも量と質の両方からアプローチする必要があります。
今は便利な時代で、重さがわかれば食品に含まれるカロリーや栄養素を簡単に計算できるツールが無料で公開されていますが、大雑把でよいので食べ過ぎかどうか判断する目安があると色々楽ですよね。
この記事ではそういう目安について考えて見たいと思います。
カロリー計算は大変
一般的なカロリー計算は、マジメにやるならキッチンスケールで重さを量って、栄養成分表とにらめっこ・もしくはツールを利用して計算しなければなりません。
私は数年前にベストボディジャパンという細マッチョ向けのボディビルのような大会に参加したことがあるのですが、このときは、食事毎に食材の重さを量ってカロリーと三大栄養素の量を管理する、ということを約3ヶ月おこないました。
慣れるとそんなに苦にはならないのですが、外食では重さを量れませんし、お惣菜なども難しいです。この生活を一生続けられるのかといわれるとそれは無理だと感じました。
楽やせを目指すならカロリー計算はあり得ないと思います。
腹八分目をめざす
では、どうするかですが私が考える目安は腹八分目です。
カロリー計算をして食べていた時でも、それぐらいの基準で食事量を抑えると自然と総カロリーをコントロールできていました。
腹八分目の基準が難しいと考える方もいらっしゃるかもしれませが、あまり厳密に考える必要はありません。
食材にもよりますが「もう少し食べられるかな?」「少し物足りない」というぐらいで止めればOKです。
どうしても満腹感が欲しい場合は、野菜やコンニャクのようにカロリーがほとんどない食べ物を詰め込みましょう。それならお腹いっぱいでも大丈夫です。
2時間後の同じ量食べられるか?
もっと具体的にイメージできる方法が欲しい方には、昔ライフハッカーの記事で紹介されていた判断方法をご紹介します。
それはプロアスリートの栄養指導もしているMike Roussell博士という方のアイデアで、引用してみます。
アスリートが体重を増やさないようにするために、Roussell博士は「2時間以内にまったく同じ量の食事ができるか想像しなさい」と言っています。食事の直後から2時間以内に同じものが食べられないと思うなら、それは量が多過ぎるか、食事が重過ぎるということです。
事の量が多すぎないかどうかを簡単に判断する方法 | ライフハッカー[日本版]
「食事が重すぎる」という表現がありますが、これは恐らく脂っぽいとか胃がもたれるというニュアンスだと思います。
確かに「2時間以内」という時間設定は「あまりたくさん食べれないな」と思ってしまう時間ですね。なかなかよいバランスかなと。具体的な時間なのでイメージしやすいのではないでしょか?
ただ、食事を終えてから「あと2時間後に同じだけ食べられるかなぁ」と判断してしまうと毎回食べ過ぎになる可能性があります。
ですので、食事の途中で「ちょっとお腹が膨らんできたな」と感じたときに「あと2時間後にまた食べられるかな?」と考えるとよいでしょう。
- 腹八分目を意識する
- 2時間後に同じ量を食べられるか想像する
食べたときの満足感の感じ方は人それぞれです。ここで紹介した方法もあくまで引き出しの一つなので、これを参考にあなたなりの食べ過ぎない基準を見つけていきましょう。
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