糖質制限に限らずダイエットで定番の食材と言えば鶏肉。特にササミのような脂身がない部位はダイエット中のタンパク質源として理想的ですよね。
鶏肉の調理方法は色々ありますが、簡単にできて保存もOKな鶏ハムは結構オススメです。一度作っておけば普段の食事に食べるだけでなく、どうしてもお腹が空いたときにちょっとつまむということもできるのでとても便利です。ここではそんな鶏ハムの美味しい作り方について調べてみました。
鶏ハムのよい点
鶏ハムは主に胸肉でつくるのでタンパク質の摂取にはもってこい。糖質制限なら脂質をそれほど制限しないので皮をつけても食べられます。糖質制限と非常に相性がよい食べ物といえます。ほどよい塩味でおいしいですしね。
鶏ハムにする一番のメリットは冒頭でも書きましたが、保存できて手軽に食べられるという点です。冷蔵庫に冷やしておけば3〜4日は大丈夫です。食事で使う場合は切って盛り付けるだけでOKですし、おやつ代わりにつまむこともできます。
また、鶏ハムを作るのも時間はかかりますが実際の作業時間はわずかなのでお手軽に作ることが出来ます。
鶏ハムの欠点
良いこと尽くめの鶏ハムですが欠点が一つあります。それはどうしてもパサパサした食感になるということ。ついつい飲み物と一緒に食べたくなってしまいます。皮付きにすれば多少はましに感じますが、それでもやはりパサパサ感は気になります。
個人的にはこの点が解消されたらダイエット食として理想的かなと思います。
しっとりした鶏ハムの作り方
鶏ハムのレシピを調べると沢山でてくるので、パサパサ感が何とかなるレシピはないかと探していたのですが、遂に「これならよい」と思えるレシピに出会えました。
それは料理研究家の栗原はるみさんのレシピです。今まで試した中では一番しっとり感のある鶏ハムでした。NHKの「みんなのきょうの料理」という番組で放送されていたもので、ホームページにレシピも掲載されています。
鶏ハム レシピ 栗原 はるみさん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう
詳しくは上記リンクをみてもらいたいのですが、大雑把な手順としては次のようになります。
- 鶏胸肉2枚(600g)
- 砂糖:小さじ2
- 塩:大さじ1/2
- 鶏肉を2cmぐらいの厚さにならし、砂糖を小さじ2、塩を大さじ1/2、たたくように刷り込む。
- ジッパー付きの保存袋に並べて入れ、冷蔵庫に3時間以上おいてなじませる。
- 水気をとり常温に戻し、ラップの上で筒状に丸め形を整える。両端をキツく捻りたこ糸で縛る
- 形を整えてジッパー付き保存袋に入れる
- 保温性の高い鍋にたっぷりの水(4.5リットル以上)を沸騰させ、4を入れる。蓋をして火を止めて3時間おけば完成
時間は6時間ぐらいかかりましが、実際の作業は10分もかかるかどうかです。手間は全然かかりません。最大のハードルは保温性の高い鍋(厚手で深めのモノがよい)があるかどうかですね。肉の中心部の温度を63℃以上で30分間以上保つ必要があるそうです。
ウチの場合は保温鍋(サーモスのシャトルシェフ)を持っているのでその点は心配なく調理できました。保温鍋は一個あると煮物系の料理の手間が大幅に減るのでオススメです。これを機に買っても良いと思いますよ。
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砂糖を使うけど大丈夫?
ダイエッターとしては材料の砂糖がやはり気になる所だと思います。でも恐らくですが砂糖を使うからしっとりなるのだと思います。やっぱり美味しいものには糖質の影が見え隠れしますね(苦笑)
ただ、鶏肉600gに対して砂糖は小さじ2(約7g)という量なので気にする必要は全くないです。ハム1個まるまる食べても7gですからね。1食分だと無視してもよいぐらいの量になると思います。
「鶏ハムはパサパサでいまいち…」と思っている方は是非試してみてくださいね。
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