理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

色素性痒疹と糖質制限


糖質制限を始めて1ヶ月ほどになるクライアントさんが、

「最近、暑くてよく汗をかくようになったのか腰にあせもができてかゆいんです」

といっていたのですが、かゆみが強いので病院に行くと「色素性痒疹(しきそせいようしん」だと診断されました。僕も始めて聞いた病気なのですが、どうやらこれは糖質制限と関係がある症状のようです。

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色素性痒疹とは?

色素性痒疹とは10〜20代の女性によく発生する皮膚疾患で、胸や肩に強い赤味の発疹ができかゆみも強いそうです。また発疹は発作的にできて1週間くらいでいったん引きますが、その後何度も繰り返すことが多いそうです。

やっかいな点は発疹が消えたあとも網状の色素沈着が残る点です。発疹を繰り返す度に色素沈着も増えるようです。色素沈着は女性だと特に気になると思います。

詳しい原因はよくわかっていないようですが、糖尿病やムリなダイエットをした場合になることが多く、低カロリーや糖尿病によるケトン体の急上昇が原因ではないかと言われています。

クライアントさんの経緯

この方は糖質制限をスタートした直後はフラフラする感覚が強かったので、2週間かけて少しずつ糖質を減らすようにして3週目からは完全に糖質制限に入りました。3週目終了時点で体重は3kg減り順調にダイエットが進んでいると思っていた矢先のできごとでした。

食事の報告を見る限りでは30〜40g/日程度の糖質量だと思います。食事量は極端に減らしておらず、本人も空腹感はほとんどないと言っていたのでうまくケトーシスの状態になっていたと考えられます。

あせもが気になるといっていたのは3週目の半ば頃なので、ほぼ完全に糖質制限な食事になった直後に発疹が出たと予想されます。この状況から考えても残念ながらケトーシスになってケトン体の量が急上昇したと同時に発疹したと考えられそうです。

対策と今後について

とにかくまずは発疹を治すことを優先したいのでご飯を茶碗半分ぐらい毎食後に食べてもらうことにしました。発疹は発作的なもので1週間ぐらいで収まることが多いらしいので、これでしばらく様子を見たいと思います。

問題はその後で、発疹が治っても糖質制限すると再発する可能性が高いです。ですので緩やかな糖質制限ですすめるか、低脂肪ダイエットに切り替えることになると思います。また、単純に低カロリー過ぎてもよくない可能性があるので、カロリー計算を一度しっかり行い現状維持から少しだけカロリーを減らすという方法も必要かもしれません。

いずれにせよ、慎重にダイエットを進めていく必要がありそうです。

こういうことがあると、人の体は本当に個人差が大きいなと感じます。万人に効く魔法のダイエット法なんてないということが良くわかりますね。「摂取エネルギー < 消費エネルギー」という原則は変わりませんが、それをどうやって実現するかは個人個人の状況に合わせて微調整が必要。その微調整を適切に行うためにも日々勉強が必要ですね。

う〜ん、ダイエットはやっぱり奥が深い。

※糖質制限と色素性痒疹については江部先生のブログやたがしゅう先生のブログでも言及されています。医師の見解が読めるので同じ症状が出る方は目を通した方がよいと思います。以下にリンクを書いておきます。

ドクター江部の糖尿病徒然日記  糖質制限食と色素性痒疹

「色素性痒疹」熟考 – たがしゅうブログ

 

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