理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

前回はBMIは死亡率とよい相関関係があるという話で終わりました。長生きしたいならBMIも参考になる指標っぽいのですが、実際にはいろいろとツッコミどころがあります。そのあたりを今回は解説してきますね。BMIが表すものが何かをよく理解して有効に使うようにしましょう。

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BMIは体型を表さない

まず前提として考えほしいのは人の体型をあわらすためには何に目を付けるべきかと言うことです。

人の体型は大雑把に分類すると「太っている・痩せている・筋肉質」の3つに分けることができます。それぞれの体型を決める主な要因は次のようになります。

  1. 太っている→体脂肪が多い。筋肉量の多さはいろいろ
  2. 痩せている→体脂肪も筋肉も少ない
  3. 筋肉質体型→体脂肪が少なく筋肉は多い

このように体型を決める主な要因は脂肪と筋肉の比率なんですね。体重や身長はまったく関係ありません。

で、話をBMIにもどすと、計算式は次のようになります。

BMI=体重(kg)/身長(cm)2

この式をグッとにらんでよく考えてみてほしいのですが、使う数字は身長と体重しかありません。これでは脂肪と筋肉の量は全く分かりませんね。このシンプルな式で体型を表そうということは不可能なわけです。

また、一般的に男性と女性ではあきらかに脂肪と筋肉の比率がちがいます。男性は筋肉量が多め、女性は脂肪量が多めなのは誰が見てもあきらかでしょう。男女を同じ計算式で評価するというのは発想の段階から無理があるのです。

BMI策定時には男女平等という意味もある・・・という話があったそうですが、違うものを同じ基準で評価することは平等ではなく逆に不平等ですよね。それぞれの差異を考慮した物差しで測ることが本当の平等です。

話が少しずれましたが、このように理論的にみると体型を表す指針としてBMIは全く当てにならないと言えます。

でも、BMIがそこそこ使える理由

とはいえ、困ったことに健康と体重に関する研究では全般的にBMIが使われています。ですからイヤでもBMIを基準としたデータを見ることになってしまいます。

そうすると、こういった研究結果は全て無意味となるのでしょうか?

僕はそうは思いません。

確かにBMIは実際の体型とかけ離れた数字になることがありますが、そういう数字になる人はボディビルディングをして筋肉隆々な人だったり、スポーツでかなり鍛えている人だったりと、いわゆる一般的な人とは言えないような人達です。

ですから、あなたがスポーツや筋トレをバリバリやっていたり極端な肥満でなければBMIを参考に標準体重を目指すのは的外れにはならないといえます。

ということで一応BMIを少しフォローしましたが(笑)、この記事の前半で書いたことを理解すれば、あなたが健康作りや体型をよくするために目指すべき指標は体重ではないということが何となくわかると思います。標準体重という体重をベースとした指標を目指すことがそもそも間違いの元なんですね。

だから理想体重は何kgという問いの答えは「体重で考えてはダメ」というオチでした。

これで終わると「じゃぁ、何を目標にすればよいの!?」と路頭に迷ってしまうと困るので、次回は体重以外の何を指標とするべきかを考えてみたいと思います。

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