理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

私たちが食べものから摂る脂質には動物性と植物性があります。どちらがヘルシーかと聞かれると植物性脂肪と考えている人が多いのではないでしょうか?でも実はそうとも言い切れないかもしれません。

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植物油がヘルシーとは言い切れない理由

脂質と聞いてダイエットでまっさきに気になるのは量ですよね。脂質は1gあたりのカロリーがタンパク質や糖質の倍以上あるのでカロリー計算でダイエットする場合にはどうしても量を気にする必要がでてきます。

一方で糖質制限でダイエットする場合、標準的な体型を目指すだけなら脂質の量は気にせず食べられます。ですのでクライアントさんへの指導でも量を気にせず食べてもらっているのですが、脂質の”質”に関しては細かく指導することは少ないです。強いて言えば「動物性の脂肪を避けずに普通に摂りましょう」「サラダ油はなるべく避けてオリーブオイルやエゴマ油などを使いましょう」というぐらいです。

ですが、ある本を読んで植物油で何をオススメするかはもう少し踏み込んで考えた方が良いかも知れないと感じました。ある本というのはこれです。

本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用 (角川oneテーマ21)
奥山 治美
角川書店
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ちょっと煽り系のタイトルの本ですが(笑)、内容をまとめると次の4点がポイントだと思います。

  • 植物油に多く含まれるリノール酸は体内でリノール酸→アラキドン酸→ホルモン様物質へと変換される。その結果、環境ホルモンと同じように性ホルモンに影響を及ぼし「受精・妊娠・出産」という生殖整理に影響を及ぼすかもしれない。
  • 植物油に含まれる作用が明確でない微量成分が有害な作用(寿命短縮、脳出血促進など)を及ぼすかもしれない。例えば一般的には健康に良いとされているオリーブオイルにも発がん促進・脳出血促進といった悪影響がある
  • 植物油はシソ油・エゴマ油、亜麻仁油、フラックス油が安全性が高い
  • 動物油(魚油、バター、ラード、牛油)は動物実験での安全性は高い

「かもしれない」と歯切れ悪く書いている理由は、この本の内容が主にマウスによる動物実験の結果と家畜の現状をベースとして書かれているからです。こういう実験は倫理的に人間にはできないので仕方ないですが、作用機序がよくわかっていないこともあり人間にも同じように作用するかはわかりません。短絡的に人間にも良い・悪いと言い切れるものではありません。

ただ、少なくとも小動物と家畜には環境ホルモン様作用があることは確かなのと、現代の私たちの食生活は大量の植物油を使っていることを考えると悪影響がある可能性は拭えないとも言えます。

何でも決めつけるまえに考えよう

植物油の安全性に疑問がある一方で、昔は動物性の脂質は人間には悪いと決めつけられていましたが最近ではそれを覆す研究データも出てきています。

このように矛盾する情報がいろいろ出てくるということは、多くの人(私も含めて)が持っている「植物性は体に良くて動物性は体に悪い」というイメージの科学的根拠は実はそんなに明確ではないということを示しています。

「じゃぁ、どっちが本当なの?」

と聞きたくなるのが人情ですが、どんな物事にも良い面と悪い面があり、特に体に関することは個体差や生活習慣・食生活の影響が大きいので誰かには良くても自分にはダメと言うことが普通にあります。何が自分に合うのは実際に試してみるしかないというのが一番誠実な答えです。

「○○が良くて××はダメ」と決めつけると楽ですが、それが本当に自分にとって良いかどうかは分かりません。いろいろな視点から情報を集めて柔軟に対処するようにしたいものですね。

話が植物油の話から大分逸れました。この本の内容を盲目的に信じるのもどうかと思いますが、植物油はみんなが考えているほどヘルシーなものではなさそうだ、ということだけ理解しておけばよいと思います。あとどうするかは個人個人の判断で。

本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用 (角川oneテーマ21)
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