理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

今朝、新聞を見ていると1ページ全面を使って「スレンダートーン エボリューション」なるグッズの広告が出ていました。

低周波を流して筋肉を使わせるEMSというやつの1種ですね。もともとは治療用に作られたものを「筋肉が動くんだからダイエットにもなるはず」という発想のもとに企画された商品です。

実際の効果はどうなんでしょうか?このブログの他の記事を読んでいる方なら明らかだと思いますが、これだけで痩せることはまずないでしょうね。

もちろん公式サイトにもモニターさんの声の下に小さく

スレンダートーン エボリューションと適切な栄養管理の結果です。

と書いてありますが、実際には9.9割ぐらい栄養管理でしょうね。

なぜ、そう言えるかという話をしたいと思います。

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低周波で筋肥大はあり得ない

筋肉は運動神経からの指令で収縮するのですが、その指令というのは電流です。ですから、逆に体に微弱な電流を流すと筋肉がそれに反応して収縮します。外からの刺激が運動神経の代わりをするわけですね。

今までの研究結果によると、筋肉に中・高周波の電流を流すと、自分の意志で発揮するより強い力をだせることが分かっています。 火事場のくそ力を人工的に出させるようなものですね。

ところが、低周波では筋肉を収縮させることはできますが、そんなに大きな力は出せません。

スレンダートーンエボリューションの広告では60分の使用は腹筋200回よりも筋肉活動が大きいと書いてあります。

筋肉活動の定義がよくわかりませんが(苦笑)筋肉の運動の総量という意味だとすると、時間も重要な要素になってくるはず。ですから、EMSの弱い刺激でも60分やれば腹筋200回以上になるろいうのはおかしな話ではないと思います。この比較にいったいどういう意味があるのかはよくわかりませんが・・・

しかし、60分間も続けられる運動というのはとても強度が低い運動です。筋肉を太くするには10回程度しかできない強度で限界まで追い込む必要があります。何十回、何百回と続けられる刺激では筋肉を肥大させることができないことは多くの研究から明らかになっています。

つまり、EMSの強度では腹筋が筋肥大することはあり得ません。モデルのお兄さんのような盛り上がった腹筋は絶対にできないです。

とはいえ、脂肪が落ちれば腹筋が割れて見えてくるのは事実。 そこで、カロリー消費という面から考えてみましょう。

EMSで息が上がった人いますか?

METsを使って計算しても良いのですが、そんなことをするまでもなくカロリー消費はほとんど無いことが分かります。

運動でカロリーを消費するということは、筋肉が収縮するということです。筋肉が収縮するためには燃料である脂肪と酸素の両方が必要になります。つまり、運動でたくさん脂肪を消費するためには酸素も沢山必要になるわけです。

だから、運動すると心拍数や呼吸数が増えてくるわけですね。

一方、EMSを使って息が上がったという話を聞いたことがありません。
僕自身の体験としても、整形外科などで治療のために低周波をあてた時に心拍数や呼吸数が上がったことはありません。

これは、低周波による体への負荷は安静時とほとんど変わらないということを意味します。

もっと簡単に言えば安静時と消費カロリーはほとんど変わらないということです。

ですから、EMSで脂肪が減っていく量というのは限りなく安静時に近い量ということになり、とてもこれだけで脂肪が減るとは考えられません。

残念ですが、やはり楽してダイエットはないということです。

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