実は半年ほど前からコーヒーにハマってます。
それまではそんなにこだわりがなくてインスタントコーヒーばかり飲んでいたのですが、嫁さんのお姉さんがハワイ旅行のお土産にコナコーヒーのマメを買ってきてくれたんですね。せっかくなのでコーミーミルも購入して飲んでみたら・・・インスタントコーヒーとはまったくの別物ですね。変な苦味というかクセもなくて一発で虜になってしまいました。
現在はベストボディジャパンに向けて減量中ということもあって1日に2〜3杯はコーヒーを飲んでいます。なぜそんなに飲んでいるかというと、美味しいので空腹感を紛らわせるというのもあるのですが、もう一つ重要な働きがあります。それは脂肪の燃焼を促す効果があるという点です。
コーヒーが脂肪燃焼によいメカニズム
コーヒーには色々な成分が含まれていますが、まず最初に挙げられるのはカフェインだと思います。これが脂肪燃焼に重要な役割を果たします。そのメカニズムを簡単ですが説明しますね。
私たちの体内にはノルアドレナリンというホルモンがあり、これはホルモン感受性リパーゼという脂肪分解酵素を放出する働きがあります。つまり、ノルアドレナリンがたくさん分泌されるとそれだけ脂肪を多く分解してくれることになります。
ノルアドレナリンはダイエットの味方なわけですが、「アデノシン」という物質がこのノルアドレナリンの働きを抑えてしまいます。
実は、カフェインはこの「アデノシン」と構造がとても似ておりアデノシンの働きを邪魔する作用があります。なので、カフェインを摂るとノルアドレナリンの分泌を助けることになり、結果的に脂肪分解を促進するというメカニズムになるのです。
また、カフェイン以外にも「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種は糖質分解酵素を阻害する作用があります。これは糖質の消化吸収を遅らせるので血糖値の急激な上昇を抑えることができます。血糖値の急上昇が抑えれるということは、インスリンの分泌が抑えられるということで脂肪を分解するという面ではよい働きになります。
このようにコーヒーはダイエットに嬉しい成分が含まれた飲み物ですが、クロロゲン酸は熱に弱いので実際にはコーヒー豆を焙煎するときにほとんどが分解されてしまうようです。浅煎りのものにすると少しはよくなるかもしれませんね。
僕は主にカフェインの効果を期待してコーヒーを飲むようにしています。
カフェインのデメリット
ダイエットによいと効くと極端にたくさん飲もうとする人がでては困るのでデメリットも書いておきます。
カフェインは興奮作用があるので摂りすぎると睡眠の質を下がってしまい、体や脳を休ませることができなくなります。また依存症状もでるので大量に摂取は止めておいた方が良いです。大量に摂取しても耐性がつくので効果は下がってしまいますしね。
ではどれぐらいの量を摂取しても大丈夫なのか気になると思いますが、下記のサイトに詳しく書かれています。
知っていますか? 自分のカフェインの「安全量」 |ヘルス|NIKKEI STYLE
このサイトによると体重60kgで342mgまでとなっており、これはレギュラーコーヒー(150ml)で3〜4杯分程度となります。ただ、体格によって摂取量は変わるので特に小柄な女性は注意が必要そうです。40kgだと228mgですからコーヒーを3杯飲むと多すぎるということになります。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですから、気をつけましょう。
こんな飲み方ではダメ
あと、ダイエットという観点でみると、コーヒーはブラックで飲むようにしましょうね。砂糖やミルクがタップリ入っていたら、それによる高カロリーや血糖値の上昇作用はコーヒーの効果をはるかに上回ってしまいます。コーヒーが入ってるから大丈夫なんておもってスタバのフラペチーノとか飲むとまったくダイエットにならないので注意してください!
- ダイエットをしている人は、
- 飲み過ぎないことと(1日1〜3杯程度)
- ブラックで飲む
という2点に注意して賢くコーヒーを楽しみましょう!
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