僕は大阪生まれの大阪育ちなのですが、そんな僕にとって気になるニュースが毎日新聞で出ていました。
大阪の食文化:粉もん+ごはん「控えて」 府が警鐘 – 毎日新聞
粉もん+ごはん、というのはお好み焼きやうどん、焼きそばといった粉(小麦粉)を使った料理とご飯を組み合わせたもので、大阪のお好み焼き屋さんやうどん屋さんでは普通にあるメニューです。
栄養学的に考えると、炭水化物ばかりの食事なので血糖値が急上昇する組合せですね。カロリーも高いですから、ダイエットにも健康にも天敵といえる組合せです。府が「控えて」というのももっともですね。
実際に調査した結果を見ても週に1食以上この組合せで食べる人は肥満の傾向にあるようです。
週1食以上の割合を肥満度を示す体格指数(BMI)別でみると、肥満の人は63.9%で、普通(51.6%)、やせ(44.6%)の人より高かった。
でも、うどん+炊き込みご飯とかラーメン+炒飯といった定食は特に大阪だけでなくて全国どこでもあるような気がするのですが・・・大阪は飛び抜けて多いのでしょうかね?
無料カウンセリングに来る人と話していると思うのですが、人は食べ物の嗜好や食習慣にあれこれ口を出されると不愉快になる場合が多いです。特にダイエットしたいといいながら行動に移せない人ほどその傾向がつよいと感じています。
ですので、府がこんなことを呼びかけても反発する人ばかりだろうと予想できます。人は感情の生き物。生理学の知識や数字を見せてもやっぱり気持ちの面で受け入れるのは難しいんですよね。特に昔から慣れ親しんでいると余程のことがないと無理でしょう。
僕は1人でも多くの人がダイエットや健康の悩みから解放されて欲しいので、こういう人達の考えを変える良い方法がないかといつも考えているのですが、今のところ妙案は思いつきません。良いアイデアをお持ちの方がいたら是非教えて頂きたいです。
ちなみに、僕は粉もん+ご飯の組合せはあまり好きではありませんでした。例えばお好み焼きとご飯を一緒に食べるというのは何故か気持ち悪かったんですね。炭水化物だらけを本能的に避けていたのかな?そういうちょっとしたことも体型維持では大切になってくるのかもしれません。
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