理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

先日、Yahooニュースで面白い記事を見ました。

肥満は認知能力を低下させる?

オーストラリア国立大学の研究結果だそうで、概要は次のようになります。

体重が増えるほど、脳が収縮する可能性がある。60代を対象とした8年におよぶ最新の研究から、肥満体の被験者では、大脳辺縁系の一部である海馬が1年で2%近く収縮していることが明らかになった。その収縮率はアルツハイマー病に匹敵する。

これはなかなか衝撃的な結果ですよね。

太っているだけで脳の萎縮が進み認知症に近づくというのですから・・・

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肥満は脳にどう悪いのか?

この研究の詳細はわかりませんが、この記事では海馬についてのみ記載されており400人の脳をMRIで撮影して

ウェストが太くなる(=太る)と海馬が小さくなる

という結論を得たそうです。人数も多く信憑性は高そうに思えます。

ちなみに、海馬というのは脳の中で短期的な記憶を司る場所で、アルツハイマー病の最初の病変部位としても知られています。
海馬の役割は

  • 短期記憶
  • 記憶の重要度の判断

とされています。

人の記憶の仕組みを大雑把に書くと、どんなことであれ情報はまず海馬に一時的に記憶されます。そのまま放っておくと海馬はその記憶を忘れようとしますが、同じ情報が何度か入ってくるとそれは重要だと判断します。そうなるとその情報は大脳新皮質の側頭葉へと記憶される場所が移り長期記憶になります。

このように、海馬は人が物を覚えるということに対して非常に重要な役割を果たす器官なんですね。その海馬が小さくなるというのは本当に怖いことです。

なぜ太ると脳が萎縮するのか?

この研究ではその仕組みは解明されていません。脳が萎縮するという結果を示しただけで、その考察として脂肪細胞から侵出する免疫系化学物質の影響が考えられると書かれています。

しかし、個人的にはこれは糖質の取りすぎによる影響ではないかと考えています。

なぜかというとですが、まず太っている人は糖尿病かその一歩手前の場合が多く、食生活はほぼ間違いなく炭水化物・糖質を沢山食べていると予想できます。

一方で、糖尿病とアルツハイマー病には関連については海外でも多く報告されており、血糖値が重要な影響を与えることがわかりつつあります。

さらに糖質制限の話でよく出てくる久山町の研究報告では、糖尿病の一歩手前である耐糖能異常の状態でもない人に比べて、脳血管性認知症は4.2倍、アルツハイマーは4.6倍なりやすいことが示されています。

これらのことを総合すると、糖質を沢山食べて糖尿病予備群になっている人達はみんな脳の萎縮がおこりやすい条件だと考えられますよね。

今回ご紹介した研究結果はその事実(肥満というより糖質を摂り過ぎがダメ)を改めて検証したと言えなくもないように感じます。

だからこの結果を見て

「とりあえず肥満じゃ無いから大丈夫」

と安心してはいけないかなと。血糖値がコントロールできていなければ認知症の危険度が上がることは変わりませんからね。

また、これはオーストラリアの研究なので白人が主な対象だと思うのですが、白人は太って糖尿病になる人が多いです。一方で、日本人の場合はそれほど太っていなくても糖尿病になる割合が高いです。

ですから日本で同じような研究を行うとひょっとすると肥満との相関関係はあまり明確に出ないかもしれませんね。

どこかの研究機関でやってほしいものです。

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