理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

この前、ネットで糖質制限を続けると「栄養障害性脂肪肝」になる恐れがあるという記事を見かけました。脂肪肝になっては大変です。本当に糖質制限でこのようなことが起こるのでしょうか?

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 そもそも脂肪肝とは?

脂肪肝とはその名前の通り、肝臓に中性脂肪がたまった状態のことです。食べ物でいうとフォアグラですね。明確な定義はありませんが、一般的に肝臓に含まれる脂肪の割合が10%を越えると脂肪肝と呼ばれます。

脂肪肝になるとどいういう問題が起こるかというと、

肝臓の細胞が脂肪で膨らむ

肝臓内の血管が圧迫

肝臓内の血液循環の悪化

肝機能の低下

となっていきます。具体的な症状としては、体がだるくなったり、疲れやすくなったり、いわゆる倦怠感や疲労感が強くなりますが、これはかなり悪化してから。初期状態では自覚症状はほとんどありません。

そんな脂肪肝の大きな原因は「肥満」「アルコール」「糖尿病」であり、特に最初の2が全体の7割程度をしめます。

これをみると、糖質制限した方がむしろ改善するように思えますよね。

栄養不足でも脂肪肝!?

脂肪肝にも原因によっていくつかに分けることでき、お酒の飲み過ぎで脂肪肝になることをアルコール性脂肪肝、肥満なら単純性脂肪肝、残りが非アルコール性脂肪肝となります。

最後の非アルコール性脂肪肝(NAFLD)が実は問題になってきます。

NAFLDは進行した場合、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼ばれる病気に進む場合があり、放っておくと数年以内に肝硬変や肝臓がんになると言われています。

NAFLDになる原因の一つは脂質や糖質の多い食事や運動不足からくる内臓脂肪の増加です。これは間違いなく糖質制限で改善されるはず。

ところがもう一つ原因があります。それがダイエット。極端なカロリー制限で体内のタンパク質が不足すると、脂肪が排出しにくくなり肝臓にたまるという現象が起きるのです。このことを栄養障害性脂肪肝と呼びます。

生きていくために肝臓では日々中性脂肪が合成されています。合成された中性脂肪は血液中に放出され必要な場所に運ばれるのですが、脂肪は水に溶けません。そこでタンパク質と結びついてリポタンパクという物質になって血液に溶け込みます。

このときに十分なタンパク質がないと、リポタンパクになる事ができず中性脂肪が肝臓の中にたまるようになります。そして脂肪肝になっていくわけです。

単純な糖質カットは危険

糖質制限で脂肪肝になると書いていたサイトによると、上記のメカニズムとはちょっと違う見解が書いてあります。

肝臓には一定量の脂肪が必要であり、糖質を極端に制限すると、肝臓は機能障害を防ごうとあわてて体中から脂肪をかき集めてしまい、脂肪肝になる

あわてて脂肪をかき集めるという表現がなんともいい加減な気がしますが(笑)確かに今まで糖質過多で生活していた人が単純に糖質をカットした場合、あり得ないこともない話だと思います。

しかし、糖質制限を推進する人達やB3ダイエットで勧める糖質制限では、腹八分目ぐらいでタンパク質や脂肪をしっかり食べてもらいます。「これだけ食べても痩せるんだ」という感想をいただくほどです。

脂肪もしっかり食べてもらうのですから、肝臓の脂肪が不足することにはまずならないでしょう。
さらに、タンパク質もたくさん摂ってもらいますから、リポタンパクになれない、ということも考えられません。

だから、栄養障害性脂肪肝になることはないのです。

これは糖質を制限する一面だけを捉えた間違った解釈だと言えるでしょう。ただし、糖質をカットして他の食事は前のままではダメですよ。そこは気をつけましょう。

それからもちろん極端なカロリー制限もダメです!

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