理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

前回は脳がケトン体という脂肪由来のエネルギーも利用することができるという話をしました。

では、ブドウ糖が必須の細胞というのはあるのでしょうか?

これがなければ糖質制限バンザイといいたいところですが、残念ながら(?)あります。

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糖質が好きな細胞たち

赤血球にはミトコンドリアが存在しないため、ブドウ糖しかエネルギー源として使うことができません。赤血球がなくなるとさすがに困りますからやはりブドウ糖は必要な栄養素になります。

また、必須ではないにしても日常生活では、脳・網膜・生殖腺胚上皮などの一部の特殊な細胞は、血液中のブドウ糖をダイレクトに取り込む仕組みが備わっています。

少しマニアックにその仕組みを説明してみましょう。

そもそも細胞がブドウ糖を細胞内に取り込むにはGLUT(グルコーストランスポーター)が必要です。
これは現在13種類発見されています。

そして赤血球や脳細胞、神経細胞にあるGLTU1やGLUT3は細胞表面に分布しています。そのおかげで細胞の近くに血液さえ流れていればそこからすぐにブドウ糖をとりこむことができるわけです。

そういう意味でこれらの細胞はブドウ糖を好むといえます。とはいえ、

だったらやっぱり糖質は食べなきゃ!

にはなりません。

赤血球以外は脂肪酸もエネルギーとして使用できますし、糖新生で十分にまかなえます。そうでないと飢餓状態になったらすぐに動けなくなってしまいますからね。

筋肉は脂肪好き?

糖質好きがあるなら逆に(?)脂肪好きの細胞はあるのでしょうか?

実は体にたくさんあります。筋肉や脂肪がそれにあたります。

筋肉や脂肪細胞に存在するGLUT4は面白い性質があって、日常は細胞の中に沈んでいて血糖をほとんど取り込めません。代わりに脂肪酸を積極的に使うようになっているのです。だから筋肉をつけることはダイエットに大切と言われるわけですね。

ところが、運動をしたり糖質を摂取してインスリンがたくさん分泌されると細胞表面に移動してきて糖質を積極的に取り込むように働きます。

つまり、筋肉は安静時には脂肪好きだけど運動時や糖質を食べた時には糖質好きにかわってしまうわけです。

運動時はともかく、糖質を食べた時にも筋肉は脂肪を使うことをやめてしまう、ここがダイエットにとても重要なことになります。

つまり、甘いモノやご飯などの炭水化物を大量に食べてインスリンがたくさん分泌される状態が続くと、脂肪の重要な消費役であった筋肉がその役目を果たせなくなります。

そうなると脂肪が減りにくくなるのは当然ですよね。

さらに恐ろしいことに、インスリンは血液中のブドウ糖を脂肪に変えて溜め込もうと働きます。

脂肪の消費が減り蓄える作用が強くなれば太るのは当たり前ですよね。

このことからも糖質は必要最小限に抑えておくべきで、食べなければならないものではないことがわかります。

 

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