理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

今回は同じ脂肪細胞でも白色脂肪細胞とまったく異なる働きをする褐色脂肪細胞についてみていきたいと思います。

褐色脂肪細胞は、鉄を多く含むため名前の通り褐色です。また、脂肪を貯め込んで膨らむわけでもないので、形も球形ではありません。見た目だけでも白色脂肪細胞とは大きく異なります。

もっとも、実物を見ることができる人はほとんどいないと思うので、外観はそれほど気にしなくてもよいと思いますが、注目はその働きです。

褐色脂肪細胞は脂肪をため込むのではなく、燃焼させる細胞なんですね。太っている人からすると夢のような脂肪ですよね〜。

場所としては首や肩甲骨の周辺に多く分布しています。ですから肩甲骨を動かすのがダイエットによい理由の一つに挙げられることもあります。

では詳しく見ていきましょう。

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褐色脂肪細胞の役割

褐色脂肪細胞は、ここ最近になって研究が進んできている細胞で、まだまだよくわからない所があります。

しかし、脂肪を燃焼させる細胞であることは昔から分かっていました。

それなのに研究が進んで来なかった理由の一つとしては、「成人になると無くなるか、あったとしてもごく僅かでほとんど何の働きもない」と考えられていたからです。

もともと、この褐色脂肪細胞は赤ちゃんは沢山もっています。成人の場合、体温の維持の60%は骨格筋が担っていますが、生まれてすぐの赤ちゃんは筋肉がそれほど発達していません。ですから筋肉に頼っていては体温を保持できないのです。そこで筋肉の代わりに熱を出してくれるのが褐色脂肪細胞というわけです。赤ちゃんの生命維持装置のようなものです。

ですから、成長して骨格筋が発達してくれば、お役御免となり無くなってしまうと考えられていたわけですね。

ところが近年の研究から、成人でもそれなりに褐色脂肪細胞が残っていて機能していることがわかってきました。PETという装置を使うと褐色細胞を実際に確認することができます。それによると胸や肩などに褐色脂肪細胞が存在することが確認されています。

褐色脂肪細胞の特徴

褐色脂肪細胞の特徴は次のようになります。

  1. 寒いところにいると褐色脂肪細胞の代謝がアップする
  2. 内臓脂肪の量が多いほど褐色脂肪細胞の活性度が低い
  3. 痩せて正常な血糖値をもっている成人ほど褐色脂肪細胞が多く存在する
  4. 褐色脂肪細胞の発熱能力は骨格筋の70〜100倍
  5. 加齢により減少していく(特に40歳以降は顕著)

まず、2と3で分かることは、太っている人ほど褐色脂肪細胞の働きが弱いということです。

もともと褐色脂肪細胞の数が少ない・活性度が低いから太ったのか、太ったからそうなったのか、どちらが先かは明確ではないようです。

もし前者なら遺伝的な問題が大きいそうです。また後者だった場合も、太ったことで褐色脂肪細胞が減ったとして、それを取り戻すことができるかどうかもわかっていません。

さらに5のように加齢と共に減っていくという事実から考えても、褐色脂肪細胞を当てにしたダイエットは難しいといえると思います。ただ、太りにくい体にするという意味で褐色脂肪細胞の働きをよくしようと努力することは有効かもしれません。

働きを改善するには1にもあるように寒い状況にするのがベストです。具体的には例えば

  • 冬はなるべく薄着で生活する。
  • プールでウォーキング(泳ぐと体温も上がるのでウォーキングぐらいがよいでしょう)
  • 褐色脂肪細胞が多いと言われている部分(首の後ろ、肩甲骨周辺、ワキ)を冷水やアイスパックで冷やすとよいかも?

といったことが考えられます。

さらに言うと、夏はエアコンのガンガンに効いた部屋で過ごすのも夏場のダイエットに効果的かも!?
まぁ、そんなことすると外との温度差で自律神経にとても負担がかかるので、オススメはしませんが・・・

いずれにせよ、今のところダイエットに対して過大な期待は持たない方がよさそうです。褐色脂肪細胞がどうのこうのよりも食事の管理と適度な運動をする方がずっと大きな影響を及ぼすでしょう。
しかし、研究が進めば褐色脂肪細胞を活性化させる食べ物や栄養素が分かってくるかもしれませんね。

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