理系ダイエット〜理屈と計算で合理的にダイエット!でも一番大事なことは気合いです(笑)

サウナスーツって昔からありますよね。ウィンドブレーカーみたいなシャカシャカする生地で熱がこもるように作られている服です。

確かにこれを着て運動すれば汗はたくさんかきますし、体重も減ります。しかし、これって本当にダイエットに効果があるのでしょうか?

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汗の量=カロリー消費量ではありません。

いきなり結論を書くと身も蓋もありませんが、汗の量と体脂肪の減少量はまったく関係がありません。

しかし、サウナスーツにせよ運動にせよ、何故か汗をたくさんかいたら脂肪もたくさん使ったというイメージを持つ人が多いです。これは僕が予想するに

汗をかく

しんどい事をした or 体に負担がかかっている

エネルギーを沢山消費したに違いない

脂肪も減るはず

という理屈なのではないかと思います。この理論で問題なのは「汗の量と消費エネルギーが比例する」と考えているところです。

そもそも、なぜ人が汗をかくのかというと、上がりすぎた体温を下げるためです。エネルギーを沢山消費したからではありません。

ですから、暑ければジッとしていても汗はかきます。
もちろん運動により発生した熱で体温が上昇することで汗はかきますが、汗の量と消費カロリーが比例するということではありません。

汗の量はあくまでも体温の上昇に左右されます。そして大切なポイントは体温は外気温の影響を大きく受けるということです。

一方で、エネルギーの消費は運動強度(METs)と運動時間に左右されます。

例えば、体重が60kgの人が真夏にジョギング(7METs)を20分やると汗だくになると思います。このときの消費カロリーは 60 × 7 × 20/60 × 1.05 = 140 kcal となります。
これと全く同じ運動を真冬にやると夏ほどは汗をかくことはありませんが、消費カロリーは同じ140kcalです。

確かに体重は汗の分だけ減りますが体のエネルギー消費量は変わりません。水分で減った体重はすぐに戻りますし、脂肪の量は変わりませんから体型も変わることはありません。

効果が同じならサウナスーツを着て汗だくになるのも精神的達成感があったりする(笑)のでよいかもしれませんが、実はそうとも言えません。

サウナスーツは脂肪減少には逆効果かも!?

夏と冬で運動を比較すると誰でも明らかに夏の方が早くバテます。これは暑い方がエネルギーを沢山消費してバテるのではなく、体温の上昇によるオーバーヒートが原因で運動ができなくなるからです。

さらに、汗をたくさんかいて水分が減少することも運動能力の低下につながります。体の水分が5%減少するだけで運動能力が30%も下がるという研究結果もありますからね。

問題なのは、バテるということはペースが落ちる=運動強度が下がるということであり、結果として同じ時間運動しても消費されるカロリーは低くなると言うことです。

つまり、サウナスーツを着て汗だくで運動すると、

着ないときよりもオーバーヒートで早くバテる

同じ運動時間でもペースが落ちる

消費カロリーは減る

という状態になります。しんどいのに効果が下がるという悲しい状態になるわけです。

また、基礎代謝というのは60%は体温の保持ですから、暑いと低下します。逆に寒い場所では体温維持のため高まります。

ですから、サウナスーツで運動したり、ジッとしているときにも厚着で汗をかいてガマンすることは、脱水の危険性はあっても脂肪消費には意味が無いどころかむしろ逆効果だと言えるでしょう。

ですので、サウナスーツはボクサーのように翌日に計量があって何が何でも体重を減らす必要がある場合は有効な手段ですが、普通の人がダイエットで体脂肪を落とすなら百害あって一利無しと言えます。

脂肪を減らしたいなら、冬はもちろん薄着で、夏はエアコンをガンガンに効かせた室内で運動することをオススメします。

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